アート好きのカップルにぴったりな、秋の特別なお出かけスポットがここにあります。
「BIWAKOビエンナーレ2025」は、滋賀県近江八幡を舞台に、歴史ある町並みや
自然と調和したアートが展開される国際芸術祭です。
会場は、町家やお寺、さらには湖に浮かぶ島・沖島まで多彩。
ふたりでゆっくり歩きながら、アートに触れ、景色を楽しみ、
会話を重ねる時間は、何よりも贅沢なデートになるはず。
本記事では、開催概要から見どころ、おすすめルート、快適に回るためのコツや
周辺の寄り道スポットまで、カップル目線で徹底ガイドします!
「今度の休日、どこ行こう?」と思ったときに、
この【BIWAKOビエンナーレ2025】が心を動かす選択肢になりますように。
BIWAKOビエンナーレ2025の開催時間と日程について
まずは、イベントの基本情報をしっかり押さえておきましょう。
BIWAKOビエンナーレ2025は、滋賀県近江八幡市を中心に、
町全体を美術館に見立てた国際芸術祭です。
今年も、町屋や古民家、湖畔や離島など、普段の生活空間にアートを
溶け込ませる独自の展示が魅力です。
イベントの開催期間は 2025年9月20日(土)〜11月16日(日) までの約2ヶ月間。
秋の爽やかな季節に、美しい町並みと最先端のアートを楽しむ絶好の機会となっています。
アクセスや入場方法など、事前に知っておくと安心ですよ。
以下の表に、日程やアクセス方法、入場料の情報をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
開催名 | BIWAKOビエンナーレ2025 |
開催日 | 2025年9月20日(土)〜11月16日(日) |
会場 | 滋賀県近江八幡市旧市街地、沖島、長命寺 他 |
開催時間 | 10:00〜17:00(最終入場 16:30) ※会場により変動あり |
休場日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日) |
入場料 | 鑑賞パスポート制(一般2,500円、大学生・高校生1,500円、中学生以下無料) |
アクセス | JR近江八幡駅から徒歩圏内の旧市街、長命寺へは車またはバス+徒歩、沖島へは船 |
Googleマップリンクはこちら:
近江八幡駅(BIWAKOビエンナーレメイン会場)
BIWAKOビエンナーレ2025の見どころとアート体験
BIWAKOビエンナーレ2025では、「アートを日常の中で体感する」というテーマのもと、
町全体を展示空間に見立てたユニークな芸術祭が展開されます。
歴史的建造物や古民家、湖畔の自然、離島まで、多彩なロケーションが舞台になります。
カップルで訪れると、作品鑑賞だけでなく、ロケーションそのものの美しさや
静けさも共有できて、心に残る時間が過ごせますよ。
ここでは特に注目したい見どころを3つご紹介します。
歴史ある町屋と融合するインスタレーション
近江八幡旧市街地では、江戸から昭和初期に建てられた町家や蔵が
アートの舞台に生まれ変わります。
これらの建物の中に展示される作品は、インスタレーションや立体アート、
映像などジャンルも多彩。
天井の梁、土壁、障子といった和の要素に寄り添うように展示されていて、
建築そのものと作品のコラボレーションが楽しめます。
建物の奥に進むにつれて現れる光や音の演出に、
まるで異世界に迷い込んだような感覚になることも。
ゆったり手をつないで歩きながら、アートと
空間が織りなす時間を味わってくださいね。
自然とアートが響き合う水辺の演出
近江八幡といえば、水郷めぐりや八幡堀の景色が有名ですが、
ビエンナーレ期間中はこの水辺空間にも作品が点在します。
水面に映り込むインスタレーション、橋のたもとにひっそり佇むオブジェ、
音で表現された水の流れ……などなど、自然を取り込んだ表現が満載。
水辺の静けさとアートの存在感が心にしみる時間を作り出します。
夕方になると作品が夕陽に照らされて、より幻想的な雰囲気になりますよ。
カップルでのんびり歩きながら、思わず立ち止まりたくなるような作品に出会えるはずです。
沖島や長命寺など異空間での展示体験
今回のビエンナーレでは、本土から船で渡る「沖島」や、
808段の石段の先にある「長命寺」でも展示が行われます。
沖島は、日本で唯一“人が住む淡水湖の島”としても有名で、船で10分ほど。
島の自然や古民家と調和した作品は、非日常感たっぷりです。
長命寺は、山の上にあるお寺で、到着するまでにかなり歩きますが、
登り切った先にある展示はまさに“ご褒美アート”。
疲れた体に、静けさと作品がじんわりと染み渡ります。
ちょっとした小旅行気分で訪れるこれらのスポットは、
日常を忘れてふたりだけの時間を深められる場所ですよ。
カップルで楽しむBIWAKOビエンナーレ2025のおすすめルート
BIWAKOビエンナーレ2025は、展示会場が町全体に点在しているため、
どう回るかによって体験が大きく変わります。
カップルで訪れるなら、アートだけでなく景色・食事・雰囲気も含めた
“デートルート”としてプランニングするのがオススメです!
今回は、カップルで楽しめる3つのおすすめルートをご紹介します。
近江八幡旧市街を歩くロマンティック散策ルート
近江八幡駅から徒歩またはバスで旧市街エリアへ向かい、
町家や蔵の中に展示された作品を巡るルートです。
このエリアは、まるで時が止まったかのようなノスタルジックな雰囲気が漂っていて、
歩くだけで気持ちがゆったりします。
アートの展示は、路地裏や奥まった建物の中にもあり、ふたりで地図を片手に
「ここ入ってみようか?」なんて話しながら巡るのが楽しいんです。
途中、八幡堀のほとりで一休みしたり、町家カフェでおしゃれなスイーツを楽しんだりと、
アート以外の時間もたっぷり満喫できます。
日帰りで行ける沖島・長命寺アート小旅行
ちょっと冒険気分を味わいたいカップルには、沖島と長命寺を
組み合わせた“日帰りアート旅”がおすすめです。
まずは堀切港から船で沖島へ。約10分の船旅は、それだけで非日常感たっぷり。
島では、漁村の風景と融合した作品に出会えます。島をのんびり歩きながら、
猫と出会うこともあって癒されますよ。
午後は長命寺エリアへ。車またはバスで移動し、石段を登った先にある展示会場へ。
道中は少し体力がいりますが、頂上で出会う絶景とアートはまさに特別な体験です。
デートにぴったりな夕暮れ&夜景スポット
アート鑑賞が一段落したら、夕暮れ時のロケーションを楽しむのも素敵な締めくくりになります。
八幡堀沿いは、夕方になると静寂と柔らかな光に包まれて、
まるで映画のワンシーンのような景色が広がります。
作品によっては、光や影を使った演出が夕方以降により映えるものもあり、
タイミングを狙って訪れるのもオススメです。
また、旧市街には雰囲気のあるバーやディナーが楽しめるレストランもあるので、
アートの余韻に浸りながら語らう時間も素敵です。
BIWAKOビエンナーレ2025に行く前に知っておきたいこと
BIWAKOビエンナーレ2025をより楽しむためには、
ちょっとした事前準備や工夫がとても大切です。
展示会場が分散していることや、移動や天候、混雑などに対する対策をしておくだけで、
当日の満足度がぐっと上がりますよ。
特に初めて訪れるカップルの方は、ぜひこのパートを参考にして、
スムーズで快適なアートデートを楽しんでくださいね。
混雑を避けるタイミングと見どころルート
ビエンナーレ期間中は、土日や祝日を中心に多くの来場者で賑わいます。
特に午前11時〜午後2時頃は混雑のピークとなるため、
朝イチまたは午後の遅めの時間を狙うのが狙い目。
また、旧市街地エリアは比較的人が多いですが、沖島や長命寺はややアクセスに手間が
かかるぶん、比較的ゆったりと鑑賞できる穴場です。
おすすめは、「午前中に旧市街→午後から沖島や長命寺へ」という流れ。
アートを見ながらも、ふたりだけの静かな時間を楽しめるルートになります。
鑑賞パスポートの購入方法と注意点
BIWAKOビエンナーレ2025では、会場ごとのチケットではなく、
共通の鑑賞パスポート制になっています。
パスポートは、公式サイト・会場入り口・主要駅周辺の観光案内所などで購入可能。
価格は一般で2,500円、学生は1,500円、中学生以下は無料です(予定)。
注意したいのは、一部の特別展示が別料金になる場合があることと、
会場によってはQRコードによる入場管理がされていること。
スマホのバッテリー切れにはご注意ください!
持ち物・服装・快適に巡るためのコツ
秋の近江八幡は、朝晩の冷え込みと日中の暑さに差があり、重ね着が便利な服装がおすすめです。
また、展示会場によっては階段や砂利道などもあるので、歩きやすい靴はマストアイテム!
その他、あると便利な持ち物はこちら:
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モバイルバッテリー(QR入場・マップ確認用)
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折りたたみ傘(突然の雨対策)
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ウェットティッシュ・マスク(古い建物や船移動などにも)
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飲み物(特に沖島などは自販機が少ない)
歩く距離がけっこうあるので、無理せず休憩を取りながら、マイペースに巡るのが大切です。
BIWAKOビエンナーレ2025周辺で寄り道したいスポット
アート鑑賞を満喫したら、ふたりで立ち寄れる素敵な寄り道スポットも楽しみたいですよね。
近江八幡は、景観の美しさだけでなく、カフェ、グルメ、観光地など、魅力的なエリアがたくさんあります。
ここでは、BIWAKOビエンナーレ2025の余韻をさらに深める、
カップルにおすすめの立ち寄りスポットを3つご紹介します。
アートの余韻を楽しめるおしゃれカフェ
近江八幡の旧市街には、町家をリノベーションした趣のあるカフェが点在しています。
アート鑑賞の後に、のんびり腰を落ち着けて感想を語り合うにはぴったりの場所です。
たとえば、「たねや近江八幡日牟禮ヴィレッジ」内の和カフェでは、
近江八幡の伝統菓子と抹茶のセットが楽しめます
また、レトロな喫茶店「カフェ ボロン」など、地元民にも人気のスポットがいくつもあります。
作品を見たあとに、「あの展示すごかったね」「どの作品が一番好きだった?」
なんて会話を交わしながら、落ち着いた時間を過ごしてみてください。
水郷めぐりや八幡堀など歴史のまち歩き
近江八幡といえば、美しい水郷と八幡堀。アート鑑賞と組み合わせて、
まち歩きを楽しむのもおすすめです。
手こぎ舟に乗って水郷めぐりを体験すれば、静かな水の上から町並みを眺めるロマンティックな時間が過ごせます。船頭さんの案内で、近江八幡の歴史や自然に触れることができるのも魅力。
また、八幡堀沿いの遊歩道を手をつないで歩けば、時代劇の世界に迷い込んだような感覚に。
アートで感性を刺激された後の、ゆるやかな時間が心地よく感じられるはずです。
宿泊して楽しむ大人のアート旅行
時間に余裕があれば、ぜひ1泊してゆったり楽しむアート旅にするのもおすすめです。
特にカップルなら、宿でのんびり過ごす時間も旅の楽しみのひとつですよね。
近江八幡には、町家風の一棟貸し宿や、おしゃれなデザインホテル、
温泉付きの旅館などさまざまな宿泊施設があります。
夜は、地元の近江牛や滋賀の地酒を楽しめるレストランでしっかりディナーを楽しむのも◎。
翌朝は、朝の静かな町を散策したり、まだ見ていない展示をもう一度巡ったりと、
時間に追われない旅ができます。
まとめ
BIWAKOビエンナーレ2025は、滋賀県近江八幡市を舞台に、
町全体がアートで彩られる国際芸術祭です。
町家や湖畔、お寺や離島など、普段の生活空間と芸術が融合した展示は、
見るだけでなく“感じる”体験そのもの。
カップルで訪れれば、作品そのものの美しさだけでなく、
空間や時間の共有が、特別な思い出になります。
この記事では、見どころやデートにおすすめのルート、
快適に楽しむコツ、寄り道スポットまでたっぷりご紹介しました。
秋のやさしい風に包まれながら、ふたりだけのアート散歩を楽しんでみてください。
「いつかまた来ようね」そんな言葉が自然と出てくるような一日になるはずです。