引越しは、新生活の始まりでワクワクする反面、「費用がどれくらいかかるのか不安…」
「できるだけ安く済ませたい!」と悩む方も多いですよね。
実は、引越し費用はちょっとした工夫と正しい知識で、簡単に数万円単位で節約できます。
この記事では、引越し費用の相場から、安くするコツ、見積もりで注意すべきポイント、さらには裏ワザまで、徹底的に分かりやすく解説しました。
この記事を読めば、もう「引越し費用ってなんでこんなに高いの?」とモヤモヤすることはありません。
損しない・後悔しない引越しのために、ぜひ最後までご覧ください。
引越し費用の相場を徹底解説
単身引越しの平均費用はいくら?
単身で引越しをする場合、かかる費用の相場は大体3万円〜6万円ほどが一般的です。もちろんこれは距離や時期によって変動しますが、平均的な都市部での20km以内の引越しの場合、このくらいが目安になります。たとえば同じ市内での引越しなら3万円前後、100km以上の長距離になると5万円〜7万円程度まで上がることが多いです。
単身引越しの場合、「単身パック」という安価なサービスが人気です。これは荷物量が少ない人向けに、専用のコンテナボックスに荷物を詰めて運ぶプランで、大手業者なら15,000円〜30,000円ほどで依頼できます。ただし、家具や家電が多い場合は、単身パックでは積みきれず、通常プランを選ぶ必要があります。
また、3月〜4月の繁忙期は料金が1.5倍〜2倍に跳ね上がることもあります。この時期は学生や社会人の引越しが集中するため、業者の人手不足と需要増加が影響しています。
費用を抑えたいなら、閑散期(5月〜2月)や平日を狙うのがおすすめ。さらに、荷物を減らす、時間指定なしの「フリー便」を選ぶことで料金を安くできます。
自分の引越し条件で大体いくらかかるのか、事前に2〜3社の見積もりをとって比較するのが失敗しないコツです。
家族引越しの平均費用と時期による違い
家族で引越しをする場合、費用の相場はかなり幅があります。一般的に、同一市内であれば7万円〜12万円、県外など長距離の場合は15万円〜30万円程度が目安です。これも荷物の量や移動距離、時期によって大きく変わります。
特に注意したいのが引越し時期。3月〜4月は引越し業界の「超繁忙期」で、通常の2倍近く料金がかかることもあります。例えば、通常15万円の引越しが30万円以上になることも珍しくありません。一方で、6月〜9月や12月〜2月の「閑散期」は料金がかなり安く、場合によっては通常の半額近くまで下がることも。
さらに、家族引越しの場合は「オプションサービス」も費用に大きく影響します。エアコン取り外し・設置、家具の分解・組み立て、荷造り・荷ほどきサービスなどを依頼すると、1万〜5万円程度追加費用がかかることもあります。
費用を抑えたいなら、できるだけ閑散期・平日に引越しを設定し、オプションサービスを最小限にすることがポイントです。
距離別でどう変わる?近距離・中距離・長距離の料金差
引越し費用は距離によって大きく変わります。
目安としては以下のようになります。
距離 | 単身相場 | 家族相場 |
---|---|---|
〜20km以内 | 3〜5万円 | 7〜12万円 |
20〜50km | 4〜7万円 | 10〜15万円 |
50〜100km | 6〜10万円 | 12〜20万円 |
100km以上 | 7〜15万円 | 15〜30万円 |
距離が長くなるほど、トラックの稼働時間・燃料費・人件費がかかるため、料金が上がります。また、長距離の場合は「フェリー代」や「高速道路代」も加算されることが多いです。
さらに、中距離〜長距離の引越しでは、「混載便(他の人の荷物とまとめて運ぶ)」を利用すると安くなることがありますが、到着日時がずれるリスクもあります。
近距離引越しでも、大型家具・家電が多い場合は通常プランになり、単身パックより高くなるので注意が必要です。自分の引越しがどの距離に該当するかを確認し、相場を把握したうえで見積もりを取ると、料金に納得しやすくなります。
オプション料金に注意!追加費用の種類と相場
引越し費用で見落としがちなのが「オプション料金」です。基本料金だけを見て契約してしまうと、あとから追加費用が発生して想定以上の金額になることもあります。
主なオプション料金とその相場は以下の通りです。
オプション内容 | 相場 |
---|---|
エアコン取り外し・設置 | 1万〜2万円 |
洗濯機取付・取外し | 3,000〜5,000円 |
大型家具の解体・組立 | 5,000〜1万円 |
荷造り・荷ほどきサービス | 1万〜5万円 |
不用品回収 | 1万〜3万円 |
これらは業者によって金額が異なるので、必ず事前に確認しましょう。また、マンションでの「養生費用」や「エレベーター使用料」が発生するケースもあります。
費用を抑えたい場合、自分でできる作業(荷造りや家電の取り外しなど)は自分で行い、オプションを減らすことがおすすめです。
引越し費用の内訳とは?どこにお金がかかっているのか
引越し費用の内訳を知っておくと、どこで節約できるのかが見えてきます。一般的な費用構成は以下のようになっています。
費用項目 | 内容 |
---|---|
基本運賃 | トラック・作業員の人件費・距離による運賃 |
実費費用 | 梱包資材費、高速料金、フェリー代など |
オプション料金 | エアコン設置、不用品回収など追加作業費用 |
割増料金 | 繁忙期料金、階段作業料、夜間作業料など |
特に見落としがちなのが「割増料金」です。たとえばエレベーターがない3階以上のマンションの場合、階段作業料として1万円以上かかることがあります。また、当日雨天など悪天候の場合に追加費用が発生するケースも。
事前に見積もりを取る際は、これらの内訳が明確に書かれているか必ずチェックし、「この料金には何が含まれているのか」「追加でかかる可能性がある費用は何か」を確認しておくことが大切です。
引越し費用を安くする5つの方法
複数社の相見積もりが必須な理由
引越し費用を安くしたいなら、まず絶対にやっておきたいのが「相見積もり」です。
相見積もりとは、複数の引越し業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較すること。これをするだけで、費用が数万円変わることは珍しくありません。
なぜなら、引越し業者は「このお客さんは他社と比較している」と分かると、他社に負けないように価格を下げてくるからです。特に地域密着型の中小業者と、大手業者を比較すると、驚くほど料金に差が出る場合があります。
相見積もりは、最低でも3社、多ければ5社ほど取るのがおすすめ。最近は「引越し一括見積もりサイト」を使えば、簡単に複数社から見積もりを取ることができます。ただし、申し込み後は業者からの電話が多くかかってくるので、対応の時間を確保しておくとスムーズです。
また、見積もりの際は「具体的な荷物量」「引越し日程」「オプション希望」を伝え、できるだけ同じ条件で比較しましょう。条件がバラバラだと、正確な比較ができません。
相見積もりは、安くするための最も確実な方法です。手間はかかりますが、ここを省くと数万円損することもあるので、絶対にやりましょう。
荷物を減らすといくら安くなる?
引越し費用を安くするもうひとつのポイントは、「荷物を減らすこと」です。引越し料金は基本的に「荷物の量」「距離」「時期」で決まります。つまり、荷物が少ないほどトラックのサイズも小さくなり、作業員の数も減らせるので、その分料金が下がります。
例えば、単身引越しで2tトラックが必要な荷物量だった場合、荷物を減らして軽トラックに収まる程度にすれば、2万〜3万円は安くなることもあります。家族引越しでも、大型家具や家電、不用品を処分すれば5万円以上節約できることも。
特に大きいのが「使っていない家具・家電」の存在です。この機会に「新居では使わないもの」「壊れかけているもの」「1年以上使っていないもの」は思い切って処分しましょう。
また、本や衣類などの小物も、段ボールの数が多くなると料金に響きます。リサイクルショップに持ち込んだり、フリマアプリで売ったりすると、引越し費用の足しにもなります。
荷物を減らすことは、引越し費用だけでなく、新居の整理整頓や生活のリセットにもつながるので、一石二鳥の方法です。
時期と曜日でこんなに変わる!安くなるタイミング
引越し費用は、同じ内容でも「時期と曜日」によって大きく変動します。
最も料金が高くなるのは、3月〜4月の「繁忙期」。この時期は進学・就職・転勤などで引越し需要が爆発的に増えるため、通常期の1.5倍〜2倍の料金になることもあります。
一方で、5月〜2月の「閑散期」は需要が落ち着くため、料金が安くなります。特に6月〜9月は梅雨や夏休みの影響で引越し件数が減るため、割引キャンペーンを実施している業者も多いです。
さらに、曜日によっても料金は変わります。土日祝日は人気が高く料金が高め、逆に平日は安くなる傾向があります。具体的には、同じ条件の引越しでも平日にすると1万〜3万円安くなることも。
時間帯でも変動があり、午前中は人気があるため高く、午後や「フリー便(時間おまかせ)」を選ぶと割安になります。
どうしても費用を抑えたい場合は、引越し日を「閑散期の平日午後」などに設定すると、最大で数万円単位の節約が可能です。
単身パック・混載便って実際どうなの?
引越し費用を安くしたい人に人気なのが「単身パック」や「混載便」です。
単身パックは、ヤマト運輸や日通などが提供しているサービスで、専用のコンテナ(大体1m×1m×1.7mほど)に収まる荷物量なら、1万5,000円〜3万円程度で運んでもらえます。荷物が少ない一人暮らしの人にとっては、とてもコスパが良いサービスです。
ただし、デメリットもあります。コンテナのサイズが決まっているため、大型家具や家電は運べません。また、時間指定ができないプランも多く、到着日時が業者都合になることがあります。
一方、「混載便」は長距離引越しにおすすめ。他の人の荷物と一緒に運ぶことで、トラック1台分の費用を分担できます。そのため、通常のチャーター便よりも1万〜5万円程度安くなることが多いです。
ただし、荷物が届くまでに日数がかかることがあり、到着日が確定できないケースも。急ぎの引越しや、すぐに生活を始めたい場合には不向きです。
自分の引越し条件に合っていれば、これらのプランは費用を大幅に節約できる有効な手段です。
地元の引越し業者VS大手業者、どっちが安い?
引越し業者を選ぶ際、多くの人が悩むのが「大手にするか?地元の業者にするか?」という点です。
大手業者(アート引越センター、サカイ引越センターなど)は、サービスが安定しており、対応エリアも広く、補償もしっかりしています。しかし、その分料金は高めで、同じ条件でも地元の中小業者より1万〜5万円高くなることがあります。
一方、地元の引越し業者は、広告費や人件費を抑えている分、料金が安いことが多いです。特に近距離引越しの場合、地元業者の方が融通が利きやすく、価格交渉にも応じてくれる場合があります。
ただし、地元業者はサービス内容や補償範囲が業者によってまちまちなので、口コミや評判をしっかり調べることが大切です。また、見積もりの際は追加料金の有無や作業内容まで細かく確認しましょう。
費用重視なら地元業者、サービス重視なら大手業者、といった基準で選ぶのがおすすめです。
意外と知らない引越し費用の落とし穴
エアコン取り外し・設置費用の盲点
引越しのときに見落としがちなのが、エアコンの取り外し・取り付け費用です。
多くの引越し業者では、エアコンの作業は専門業者に外注しているため、引越し本体の見積もりとは別で料金がかかることが多いです。
一般的な相場は、取り外しが約5,000円〜8,000円、取り付けが10,000円〜15,000円。さらに配管の延長やガス補充、穴埋め作業などが必要になると、追加で数千円〜1万円ほどかかります。
特に注意したいのが、引越し先と引越し元でエアコンの設置状況が違う場合。壁の穴の大きさが合わない、配管の長さが足りないなどの理由で追加工事費が発生するケースがよくあります。
また、「標準工事費込み」と書かれていても、標準外の作業(高所作業・壁穴開け直しなど)が発生すると別料金になるため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
引越し費用の見積もり時にエアコン取り外し・設置費用が含まれているか、追加費用の有無を必ずチェックしましょう。
不用品処分の費用が高くつく理由
引越しのタイミングで出る「不用品処分費用」も、思わぬ出費の原因になります。
家具や家電を処分したいとき、自治体の粗大ごみ回収を利用すれば数百円〜1,000円程度で済むこともありますが、引越し日が迫っていて日程が合わない場合や、大量に不用品がある場合は、業者に依頼せざるを得ません。
業者による不用品回収の相場は、軽トラック1台分で1万5,000円〜3万円ほど。家具1点でも5,000円前後かかることもあります。また、冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンなど「家電リサイクル法対象品」はリサイクル料金(1,000円〜3,000円)+運搬費が必要になります。
引越し業者に不用品回収を依頼すると、引越し費用とまとめて請求されることが多いですが、自治体回収より割高になるのが一般的です。
引越し前にできるだけ早く不用品を処分し、可能ならリサイクルショップやフリマアプリで売却することで、処分費用を抑えることができます。
荷造り・荷ほどきサービスは本当に必要?
引越し業者のオプションで人気なのが「荷造り・荷ほどきサービス」。
作業員が引越し前に家に来て、すべての荷物を段ボールに詰め、引越し先では開梱・収納までしてくれる便利なサービスです。
ただし、このサービスを利用すると、費用は2万〜5万円ほどアップします。荷物の量によっては10万円近くかかることも。特に家族引越しの場合、金額が高くなる傾向があります。
「忙しくて時間がない」「小さい子どもがいて荷造りができない」など特別な事情がある場合は、便利で時短になりますが、そうでない場合は自分で荷造り・荷ほどきをした方が圧倒的に安上がりです。
また、業者による荷造りでは、「どこに何が入っているか分からない」「不要なものまで運ばれてしまう」というデメリットもあります。
費用を抑えたいなら、自分で荷造りをし、不用品は引越し前に処分しておくことをおすすめします。
当日キャンセル・日程変更のペナルティ
引越し業者との契約後、やむを得ずキャンセルや日程変更をした場合、キャンセル料や変更手数料が発生することがあります。
一般的なキャンセル料の相場は以下の通りです。
連絡タイミング | キャンセル料の目安 |
---|---|
前々日までの連絡 | 無料または数千円程度 |
前日の連絡 | 見積もり額の30%前後 |
当日の連絡 | 見積もり額の50%前後 |
引越し繁忙期の場合、これ以上のキャンセル料が発生するケースもあります。
また、日程変更についても、当日や直前の変更は手数料がかかる場合があります。特にフリー便では、日程変更が難しいことも。
引越し予定が変更になる可能性がある場合は、契約時にキャンセルポリシーを必ず確認し、柔軟に対応してくれる業者を選びましょう。
損害保険・補償内容の違いに注意
引越し中に家具や家電が破損した場合、業者は「引越運送約款」に基づいて補償を行います。しかし、補償内容や限度額は業者によって異なるため、事前に確認しておかないと後悔することがあります。
一般的な補償内容は以下の通りです。
補償内容 | 上限金額 |
---|---|
家具・家電の破損 | 1件につき20万円〜30万円 |
家全体の補償限度額 | 最大500万円程度 |
しかし、業者によっては「経年劣化による破損は補償対象外」や「箱詰めした荷物の中身は補償対象外」といった制限を設けている場合もあります。
また、追加料金で補償範囲を広げられる「引越し保険」に加入できる場合もあるので、大切な家具・家電が多い場合は検討してもよいでしょう。
トラブルを避けるために、見積もり時に補償内容を必ず確認し、納得したうえで契約することが大切です。
無駄な費用を払わないための見積もりチェックポイント
見積もり書で必ずチェックすべき5項目
引越しの見積もりを受け取ったとき、つい金額だけを見てしまいがちですが、それだけでは不十分です。見積もりには「後から追加料金が発生する落とし穴」が隠れていることもあるので、以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。
-
作業内容の詳細
「荷造り・荷ほどきが含まれているか」「エアコンなどの取り外し・設置は含まれているか」など、サービス内容が具体的に書かれているかを確認します。 -
料金の内訳
基本運賃、作業料、資材費、オプション費、割増料金など、何にいくらかかっているのか、項目ごとに明記されているかが重要です。 -
追加料金の有無
「階段作業料」「長距離料金」「夜間作業料」など、追加費用が発生する条件が書かれているかを確認しましょう。 -
キャンセルポリシー
引越し日直前に予定が変わる可能性がある場合は、キャンセル料や変更手数料がどうなるかも要チェックです。 -
保険・補償内容
万が一の破損や紛失に備えて、補償の有無・上限金額・対象範囲が明記されているかを確認します。
見積もり書はできれば紙やPDFなど「書面」で受け取り、後から内容を見直せるようにしておくと安心です。
口頭見積もりはNG!書面でもらう理由
引越し業者の中には、「電話だけで簡単見積もりします!」というところもありますが、これは非常に危険です。なぜなら、口頭の見積もりでは内容の証拠が残らず、後から「そんなことは言っていない」とトラブルになる可能性があるからです。
例えば、電話で「3万円です」と言われていたのに、当日になって「実はこれも別料金です」と追加費用を請求されるケースもあります。書面がないと、その発言を証明できず、泣き寝入りになることも。
一方で、書面の見積もり(訪問見積もりやオンライン見積もりの後に発行される正式見積書)なら、作業内容・料金・補償などすべてが明記されており、トラブルの防止になります。
また、国民生活センターなどでも「必ず書面で見積もりを取ること」が推奨されています。万が一のトラブル時にも、この見積書が交渉の武器になります。
時間がなくても、せめてメールでPDFを送ってもらうなど、「証拠が残る見積もり」を必ずもらいましょう。
「値引き交渉」のタイミングとコツ
実は、引越しの見積もりは「値引き交渉」できることがほとんどです。
ただし、タイミングとやり方を間違えると逆効果になることもあるので、コツを押さえて交渉しましょう。
交渉のベストタイミングは、相見積もりを取った後。
複数社の見積もりを並べ、「A社は◯万円でやってくれると言っている」と伝えると、B社も「それならうちはもう少し下げます」といった対応をしてくれます。
交渉のコツは以下の通り:
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高圧的な態度はNG。丁寧に相談するスタンスで。
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「他社はこの金額でしたが、御社にお願いしたいと思ってます」など前向きな姿勢を見せる。
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平日・午後便などの割安プランに変更できるかを聞いてみる。
また、即決することで値引きできる「即決割引」がある業者もあります。ただし、内容をしっかり確認せずにその場で契約するのは避けましょう。
交渉がうまくいけば、1万円〜3万円以上安くなることもあります。自信を持ってトライしてみましょう。
契約前に確認すべきキャンセルポリシー
契約前に必ず確認しておきたいのが「キャンセルポリシー」です。
急な転勤、物件の契約遅れ、体調不良などで、引越し日が変更になることは意外とよくある話。そのとき、業者によっては高額なキャンセル料を請求される場合があります。
一般的なキャンセルポリシーは以下のようになっています:
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3日前までのキャンセル: 無料
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2日前: 引越し料金の20%
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前日: 30%
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当日: 50%(繁忙期は100%のケースも)
変更手数料が別途かかる場合もあるため、「日程変更は何日前まで可能か?」「手数料はかかるか?」を事前に確認しておくと安心です。
また、「フリー便」や「格安パック」などは変更が難しいこともあるので注意が必要です。
見積書や契約書に小さく書かれていることが多いため、しっかり目を通してから契約しましょう。口約束ではなく、書面に明記されているかも要チェックです。
オプション料金・割増料金の確認方法
引越し料金の落とし穴になりやすいのが「オプション料金」と「割増料金」です。見積もり書に書かれていない場合でも、当日になって請求されることがあるので注意が必要です。
主なオプション料金の例:
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エアコン取り外し・設置
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荷造り・荷ほどき
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家具の解体・再組み立て
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ピアノ・金庫など特殊品の運搬
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ダンボール追加・ガムテープ代
割増料金としてかかりやすいもの:
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エレベーターなしの階段作業
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夜間作業・早朝作業
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繁忙期の特別料金(3月〜4月)
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距離が長い場合の高速料金やフェリー代
これらが見積もりに含まれているか、または追加でかかる可能性があるかを、事前に確認するのが重要です。わからない部分があれば、遠慮せずに「この料金には何が含まれているのか?」と担当者に聞きましょう。
トラブルを防ぐためにも、「追加費用は発生しませんか?」と一言確認するだけで、安心して引越しに臨むことができます。
引越し費用をさらに抑えたい人向け!裏ワザ集
フリー便・時間おまかせプランの活用法
引越し費用を抑えたい人にぜひ知ってほしいのが「フリー便」や「時間おまかせプラン」の活用です。
通常の引越しプランでは「午前便」「午後便」など時間指定をする人が多いですが、実はこの時間指定が料金を高くしている原因のひとつです。
フリー便とは、「業者の都合で作業開始時間が決まる」プランで、スケジュールに余裕がある人向けのもの。業者にとっては、他の引越し作業の合間に効率よく動けるため、割安料金が設定されています。
例えば、通常の午前便だと5万円のところ、フリー便なら3万円台になることも。引越し繁忙期でも、フリー便なら通常期並みの料金で引越しできるケースもあります。
注意点としては、前日にしか作業開始時間が決まらない、作業が夜遅くになることがある、という点。特に小さなお子さんがいる家庭や、引越し当日に予定が詰まっている場合は不向きかもしれません。
逆に「日中は自由に動ける」「いつ来てもOK」という人にとっては、コスパ最強の裏ワザです。
地域密着型の格安業者を探す方法
引越し費用を安くしたいなら、大手業者だけでなく「地域密着型の引越し業者」も必ずチェックしましょう。
地元業者は大手に比べて広告費や人件費を抑えているため、その分料金が安い傾向にあります。実際、同じ条件で見積もりを取ると、2〜5万円ほど安くなることも珍しくありません。
地域密着型業者を探す方法は以下の通りです。
-
Googleマップで「引越し業者+地名」で検索
口コミや評価も確認できます。 -
地域情報サイト・フリーペーパーをチェック
地元限定のお得な業者情報が掲載されていることも。 -
引越し一括見積もりサイトで、地元業者に絞って依頼
大手と一緒に地元業者も登録されているので比較しやすいです。
注意点としては、地元業者は補償内容が大手より簡易的な場合があること。料金だけでなく、口コミや対応の良さ、補償内容もしっかり確認しましょう。
近距離の引越しなら、地域密着型業者は特にコスパ抜群です。
友人・家族に手伝ってもらうメリットと注意点
引越し費用を劇的に抑えたいなら、「友人・家族の協力を得る」という選択肢もあります。
実際、短距離・単身の引越しであれば、トラックをレンタルして自力で引越しすれば、3万円〜10万円程度の節約が可能です。
メリットはなんといっても人件費ゼロ。
また、自分で作業することで、荷物の扱いも丁寧にでき、破損リスクも減らせます。
ただし、注意点もあります。
-
体力・時間が必要
想像以上に重労働で、慣れていないと半日〜1日がかりになります。 -
トラックレンタル費・ガソリン代は発生
1日レンタルで1万円前後+燃料費がかかります。 -
家具の破損リスクは自己責任
保険は基本的に適用されません。 -
友人・家族への気遣いが必要
お礼や食事代など、意外とコストがかさむことも。
「とにかく安く済ませたい」「近距離で荷物が少ない」なら選択肢としてアリですが、遠距離・荷物が多い場合はプロに任せた方が安全・安心です。
不用品を「売って引越し費用に充てる」方法
引越し前の断捨離で出た不用品、捨てるのではなく売ることで、引越し費用の足しにすることができます。
具体的な方法は以下の通り。
売却方法 | 特徴 |
---|---|
フリマアプリ(メルカリ・ラクマなど) | 自分で価格設定・売れるまで時間がかかるが高く売れる |
リサイクルショップ | 即現金化できるが、価格は安め |
家電量販店の下取りサービス | 新しい家電購入時に引き取り・値引きしてくれる |
特に家電・家具・ブランド品・ゲーム・本などは、意外と高値で売れることがあります。
また、まとめ売りをすれば、1万円〜数万円になることも。
フリマアプリの場合は出品・発送の手間はありますが、「どうせ捨てるならお金に変えたい」という人にはおすすめの方法です。
市区町村の引越し助成金・補助金制度を活用しよう
意外と知られていない裏ワザが、市区町村の引越し助成金・補助金の存在です。
自治体によっては、引越しにかかる費用の一部を補助してくれる制度がある場合があります。
主な対象例:
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子育て世帯・新婚世帯向けの引越し補助
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地方移住促進のための引越し費用助成
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災害被災者への引越し支援金
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公営住宅入居時の引越し費用補助
例えば、東京都世田谷区では、子育て世帯向けに最大10万円の引越し助成を実施していたこともあります。
申請には、引越し前後の住所・世帯情報・収入証明・領収書などが必要になることが多いので、引越し前に自治体のホームページを必ずチェックしておきましょう。
条件が合えば、かなり大きな節約につながります。
【まとめ】引越し費用をムダなく抑えるために知っておきたいこと
引越し費用は「時期」「距離」「荷物の量」「オプション内容」によって大きく変動します。そして、何も知らずに見積もりを取ってしまうと、知らないうちに数万円も損してしまうケースが少なくありません。
今回ご紹介したように、相見積もりを取る・荷物を減らす・時期と曜日を選ぶ・フリー便や地域業者を活用する・不要なオプションを省くなど、正しい知識とちょっとした工夫で費用は大きく抑えられます。
また、不用品は捨てずに「売る」「譲る」「自治体サービスを活用する」といった工夫も効果的です。
特に見積もり時のチェック項目とキャンセルポリシーの確認は、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにとても大切です。
この記事で紹介したポイントを押さえれば、引越し費用を確実に3万円〜10万円以上節約することも十分可能です。
ぜひ、あなたの引越し計画に役立ててください。